五月二日、三日は青梅大祭。
予定していた仕事が天候不順で中止になったので、ことあの散歩がてら地元の山車を見に行きました。
引っ越してきたのは去年の五月下旬だったので、見るのは初めてです。
各街の山車が市街地に集まる昼間には間に合わず、夕方街から地元に戻ってくる山車をお出迎え。
青梅大祭は青梅駅近くの住吉神社のお祭りで、市内で一番大きな祭り。
江戸時代から500年続く歴史あるお祭りです。
市内の町から12の山車が登場します。
わが日向和田地区は和田乃神社が氏神さまなのですが、戦後に近隣の町として参加するようになったようです。
この日の青梅街道は一般の車両通行不可なので歩行者天国。
途中明白院のシャクナゲを愛でながら、ゆっくりと散歩です。
それにしてもガラガラです。
都内の歩行天とは趣がまったく違います。
すっかり日が落ちてから、市街地方面から囃子の音が大きく近づいてきました。
ことあは何事かと興味深々でずっと見つめています。
囃子に向かって吠えることもなく、そのうち山車の進むペースに、ことあも歩調を合わせるようになっていきました。
状況をすっかり呑み込んだのか、
皆に合わせて立ち止まり様子を伺いながらまた歩き始めます。
昔から住んでいるわけではなくても、自分の住む町の山車があるのは嬉しく、誇らしいものです。
自分の家に一緒に帰っていく、そんな感覚を共有できることが、なんとなく嬉しかった。
来年は街中まで出掛けてみたいと思います。
山車同士が鉢合わせたときの競り合いを是非見てみたいですね。
(リ)