あっという間に季節は通りすぎ。。

つい先日まで新芽の芽吹きで淡い桃色や白っぽかった山々も、すっかり新緑におおわれてきました。

 

ついこの前剪定したはずの庭の紅葉の木もすっかり葉が茂り、木陰をつくってくれるようになりました。

その紅葉の緑の中の赤みを帯びた部分は、よく見ると花と実が一緒についていました。

隣のお宅の木々も我が家の景観の一部として、すっかり楽しませてもらっていますが、

アオキの木をよ~く見ると、赤茶色の可愛らしい花をたくさんつけています。

 

暖かくなると、草花の勢いはすごいもので、二三日放っておくとすっかり様相が変わっていきます。

そうならないうちになるべく写真はとっておくのですが、こうして投稿するタイミングではすでに実際とは違ってます。

アプローチ、鉢植えの黄色いチューリップも実は昨日すでに花茎を切り、もう来年の春に花を咲かせるための準備です。

空豆の花も、実際は下の方はすでに枯れ始め、これから実をつけてくるのでしょう。

さやえんどうも白いきれいな花をたくさん咲かせていましたが、気がつけばもう食べられる状態に。

庭のプランターの方の「のらぼう菜」は、長く収穫できるようマメに摘み取るようにしていたけれど、もうすっかり菜花を咲かせ、終わりになってしまいました。

 

毎日毎日とりあえず見てあげる。

その時に良かれと思うことをしてあげる。

 

そうすると、植物とは強いもので、

もうだめかなあと思っていても予想外の姿を見せてくれたりします。

忘れた頃に埋め込んだチューリップが花を咲かせたり、

 

冬の間すっかり花をつけなかった花が、秋よりもさらに勢いを増して、違う色合いの大きな花を咲かせたり。。

この美しさをとどめておきたいと思う感情、その先の変化によるさらなる美しさへの期待。

その気持ちの狭間で世話をしてあげるのがなんとも楽しいのです。

(リ)

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