吉原ツアー(2)過去生を辿りご供養した一日☆

 

【6】吉原弁天本宮と吉原観音様

 

さて「吉原神社」から道なりに歩き、
左にカーブした道の先に

「吉原弁天本宮」と「吉原観音様」、
弁天池跡地があります。

 

 

この日、9月1日で
「関東大震災や戦災の被災者の慰霊会」を
されていて、

到着した時間にちょうど
「黙祷!」という掛け声が……。

 

ワークをされた方と二人で
黙祷をさせて頂きました。

 

中には入れないのかな?
と覗いていたら、

「見ていきませんか♪」とお誘い頂き、
中に招き入れて頂くと……

 

 

芸妓さんお二人による
三味線と鼓の演奏イベントが
始まるところでした♪♪

 

お二人の芸妓さんは
シャキッとした姿勢や立ち振舞い、
長年 芸の道に精通してこられた存在感……

なんとも粋でカッコイイ!!

 

 

「吉原雀」という
鳥の名前がたくさん入っている小唄を、
お二人が演奏しながら促してくれて、
みんなで唄う♪ という

滅多にない体験をさせてもらいました。

 

 

 

 

 

ここには 関東大震災の殉難者を慰霊する
吉原観音様」がいらして、

光をバックに美しいお姿を見せてくれていました。

 

 

 

 

「弁財天本宮」のご祭神は
市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)」様。

 

 

再建時に、
東京芸大の女生徒さんたちによって、
弁天様や天女様の壁画が描かれたのだそうです。

 

カラフルで、賑やかな雰囲気の弁財天本宮。

 

 

参拝時に鳴らす鈴は、
小さな鈴がたくさんついていて、

とってもきれいな音色を奏でてくれて、
いつまででも鳴らしていたい気分になります。

 

 

「弁天池跡地」とのことですが、
小さな池もあって 水もきれいで、

ゴールドの巨大な鯉が泳いでいました。

 

 

水神さまと水のあるところに参拝したせいか、
二人とも清らかな気分で
後にすることができました。

 

 

 

【7】土手の伊勢屋

 

お昼ご飯はここで食べよう!
と決めていたのが、

吉原大門に交差点そばの
天麩羅屋さん「土手の伊勢屋」

 

 

創業は明治22年(1889年)129年の歴史。

 

 

登録有形文化財にも指定されている建物は、
関東大震災で建て直されたそうですが、

東京大空襲では風向きが変わり
奇跡的に焼け残ったのだそうで、

佇まいや風情が素晴らしいです☆

 

 

 

 

店内も、調度品や柱時計、
二階に上がる急階段なども趣があり、
レトロな空間です。

 

 

パンフレットより

「創業より吉原を訪れるお客様でお店は繁盛。

朝は朝帰りのお客さん。
昼は一般のお客さん。

夜は吉原に勤めているギュウタロウ(客引き)など。
夜中には吉原遊郭への出前。

二四時間体制でお店を運営して参りました。」

 

 

天丼メニューは「イ・ロ・ハ」で、
それぞれ一品に「良さ」があるので
格付けをしたくないという店主の思いから、

「松・竹・梅」にはせず、
この呼び名にしているそうです。

 

イには海老天2本、
ロには穴子天が、
ハには旬の魚や野菜天も入っています。

 


*イでもこのボリューム!

 

120年以上の歴史のある“たれ”は絶妙!

穴子の肝が入ったお吸い物も、
美味しかったです(o^―^o)

 

ここまで行かれたら、
ぜひ「土手の伊勢屋」さんの
天麩羅を召し上がってみてくださいね。

 

 

【8】浄閑寺(投込寺)

 

「吉原ツアー」のさいごに訪れたのが、
三ノ輪駅近くにある「浄閑寺」。

 

安政二年(1855)の大地震の際、
たくさんの新吉原の遊女が、
投げ込み同然に葬られたことから

「投込(なげこみ)寺」と
呼ばれるようになったそうです。

 

 

川柳に
「生まれては苦界、死しては浄閑寺」
と詠まれ、

新吉原総霊塔が建立されました。

 

 

 

1743年~1926年(大正15年)迄の
遊女やその子供の名前を記した
十冊の過去帳が現存する、とのこと。

 

「名前が載っているかもしれませんね」
なんてことも話しながら、

お寺の中へ入り、
奥にある「総霊塔」まで進みました。

 

 

総霊塔の向かいには、
永井荷風の詩が刻まれた
詩碑がありました。

 

永井荷風は、
遊女の生涯に想いを馳せ、
しばしばこの寺を訪れていたのだそうです。

 

言葉少なに二人でお参りをして、
お地蔵様にお水をかけた後、

二人並んで、どちらからともなく
レイキでヒーリングしながら
お祈りを捧げました。

 

お祈りを捧げ終えたら、

通りかかった60代くらいの女性が
「ご興味があっていらしたの?」と
話し掛けてこられました。

 

うんとも何とも答えづらい感じでいると…

「若い女性なんかでもお参りに来る方、
たくさんいらっしゃいますよ」と。

 

手にはバケツを持ち、
お墓参りに来られた檀家さんなのでしょうか。

歯切れのよい話し方をされる、
ちゃきちゃきの江戸っ子という感じの方。

 

「この周りに(総霊塔)みんなが
簪やら何やらいろんな物を置いていくから、
お掃除の人が困ってね、

でも(作りが)変わってから
置かないようになりましたね。

 

女性はだいたいこちらにお参りされる方が多くて、
男性が来ると、永井荷風の碑を見に来て、
こっち(総霊塔)は素通りの人が多いんですよ」

 

「入り口の“若紫”さんのお墓にはお参りされた?

あそこは皆さんよくお参りされて、
毎週欠かさずにお花を生けに来る人もいますよ」

などと少し話を聞かせてもらいました。

 

その女性が立ち去ったら、

すぐに男性が来られて、
永井荷風の詩碑を見て写真を撮られている、

と思ったら早々に帰られて
「仰った通り!」でした(笑)。

 

あとから
「あの女性も、その時いましたよね!
あそこで現れるということは
登場人物のお一人でしたよね💡」
という話になり……

 

当時のオールキャストに
出逢えたワークでしたね、

などと話して盛り上がりました!

 

 

 

 

吉原ツアーでは、過去生を辿りながら、
その御霊さんを迎えに行き、

ご供養をさせて頂いたような
ツアーになりましたね、と

道すがら、お話ししました(u.u*)

 

東京都を横断して青梅まで
一緒にお越しくださり、

しめは、川原で水に足を浸すワーク。

 

 

 

水嵩の増した川から水蒸気が上がり、
なんとも幻想的で神秘的な風景が広がっていました。

 

 

ことりこの家に戻り、

辿った場所・出逢ったことの
振り返りをしながら、

その日 目に留まった符号やサイン
(天ぷら屋さんで目の前に座った
男性のTシャツの言葉など)
も検証しているうちに……

 

その方の本懐・本質が
はっきりとわかるような
深淵な意味合いが浮かび上がってきて、

二人で感慨に浸るラストとなりました。

 

 

とっても深くて濃いワークとなった一日でした☆

 

ワークを受けてくださいました方、
本当にありがとうございました(*^-^*)

 

 

リトリート個人ワーク

その方のご希望のテーマでカスタマイズさせて頂いており、
場合によっては、青梅から離れた場所から始めて、

さいごにご一緒に青梅までお越し頂いて、
リトリート&ヒーリングワークをするケースも承ります^^*

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です